ここ最近で注目度をグングンあげているArk: Survival Evolved(通称:アーク)ですが、プレイする場合はオフラインで1人黙々とプレイするか、オンラインでワイワイと複数人でプレイするかに別れます。
しかし、オンラインでプレイするのにも公式のサーバーは回線が重くて頻繁に落ちたり、他のプレイヤーの建築物が障害となって楽しめなかったりします。
仲間内で楽しむなら断然、非公式サーバーを自分でレンタルして立てるのがおすすめです。今回はG-Portal(ジーポータル)というレンタルサーバーの立て方とおすすめ設定をご紹介します。
目次
レンタルサーバーの契約
こちらのページに訪れた方はレンタルサーバーを借りてプレイしたいと悩んでいる方が多いと思います。ただサーバーレンタルは難解で敬遠されがちです。表記が英語で日本語訳も怪しかったりしますしね…
ただ半年近く運用してきてトラブルもなく継続しているので、ご参考にして頂ければ幸いです。まずは最初の難関である契約手続きを解説していきます。
※PC版(Steam)の運用を前提としており、PS4版やEPIC版は一部違う場合があります。
NITRADOという選択肢も
手続きの前にもう一つの選択肢もご紹介しておかねばなりません。
私は最終的にG-Portalを選んで運用していますが、最後まで比較・検討していたのがNITRADOというサーバーです。
NITRADOのメリットは利用者の多さです。私がサーバーをレンタルした時点でG-Portalの情報はほとんど引っ掛からず、NITRADOでの設定方法は簡単にヒットしました。
ただデメリットとして、日本サーバーが執筆時点では対応しておらず、一番近くてシンガポールサーバーでした。サーバーの位置が遠いほど遅延などの障害が発生しやすくなります。
なので私は日本サーバーのあるG-Portalに決めました。実際にPingの値は20~100未満で安定しており、いくつか不満点もありますが快適です。
なおNITRADOは月1,200円~で安いと言われていますが、PC版に関してはG-Portalも同額です。ただ日本サーバーの場合は少し高い月2,000円~なのでご注意を!
G-Portalの契約手続き
まずはG-Portalにアクセスしましょう。
少し怪しい翻訳もありますが日本語対応しているので安心です。もし英語表記になっている場合はページ一番右下に”Language”があるので”日本語(にほんご)”に切り替えてください。
ページ左上の”サーバーをレンタル”をクリックしてください。
“Popular games”もしくは”すべてのゲーム”欄に「PC」と書かれたArk: Survival Evolvednoの画像があるのでカーソルを合わせて”ORDER”をクリックして下さい。
開いたページの中段にある”提供場所”の中から”Japan Tokyo”をクリック。
オーダー画面ではスロット数(アクセス人数)と期間を選択することが出来ます。スロット数は最小が10で、手入力で下げられますがサーバーが動かなくなるので注意が必要です。
期間は初回は”30日間”にすることをおすすめします。3日間は試遊期間として短すぎる上に約800円と割高です。90日間はゲーム性やサーバーの用途が合わなかった時にもったいないです。
スロット数と期間を選択したら右上の”続ける”をクリックして下さい。
ログイン&登録画面が開くので、初めての方はメールアドレスとパスワードを入力して”無料で登録”をクリックしてアカウントを作成して下さい。
最後に決済を行いますが、私はカードで自動更新していますが、海外サイトで不安な方は安心と信頼のPayPalがおすすめです。
決済が完了したら登録したメールアドレスに契約条項が添付された案内が届きます。全て英語なので分かりませんが以上で契約手続きは完了です。
サーバーの初回設定
今回は最低限の設定をご紹介します。細かいおすすめ設定は項目が多いので別記事でご紹介します。細かい設定は後から変更しても問題ありません。
ログイン後のトップページを簡単に解説します。
基本的に利用する機能はページ左側の”My severs”と左側下にある¥0の上”Payments”のみです。
“My severs”はゲームの設定を行うページです。コチラは頻繁に開くことになります。アップデートやエラーが起きたときの”再起動”や”バックアップ”、ゲーム内パラメーターの調節などはコチラです。
“Payments”はサーバー費用の支払いページになります。私は不用心ですが、クレジットカードを登録して自動更新にしているので滅多に開きません。
今回は初回設定なので”My servers”をクリックして下さい。
このページが契約しているサーバーの一覧です。私の場合、現在は1つのみの契約なのでArkのサーバー名が1つ表示されています。Arkはトコトンやり込むなら複数のサーバーが必要になるのでズラリと並ぶことでしょう。
設定を行うサーバー名をクリックして下さい。なおサーバー名は後にご説明する設定から変更可能です。
表示された項目を簡単に解説します。
頻繁に利用する項目は”状態”、”基本設定”、”MOD”、”再起動”、”バックアップ”の5つです。
“自動アップデート”はONとOFFの切り替えのみで最初に設定したら以後は開きません。ちなみにArkはプレイ中に自動アップデートが入ると危険なので私はOFFにしています。
プレイする上で必要最低限の設定を行います。”基本設定”をクリックして下さい。
とりあえずプレイする上で設定しておいた方が良いと思うリストを上げておきます。
Platform
SteamかEpicか両方かを選択します。私はSteamでプレイしているのでSteamです。Epicでも配信されてから追加されましたが、EpicではMODに対応していないと聞いています。
Sever name
ゲーム内で表示されるサーバー名です。検索しやすいようにオリジナルで分かりやすい名前を設定しましょう。
Map
プレイするMapを選択しましょう。初心者におすすめなのは無料MapのRagnarok(ラグナロク)です。有料Mapはやや難易度が高いです。
Sever password
サーバーにログインする際に毎回入力するパスワードです。長すぎるとのちのち面倒になるので程よく分かりやすいモノをおすすめします。
Admin password
管理者権限を行使するパスワードなので複雑な方が良いでしょう。
Culture
言語設定を行う項目です。ja(日本)を選択しましょう。
ServerPVE
他のプレイヤーや恐竜を攻撃できるPVPモードと攻撃できないPVEモードを切り替える項目です。オフでPVP、オンでPVEです。私は建築などを楽しみたいのでPVEで遊んでいます
AllowThirdPersonPlayer
TPS視点(三人称視点)をオンにする項目です。これは快適性や3D酔い対策のためにもオンにしましょう。ゲーム中はマウスホイールでFPSとTPSを切り替えられます。
※なおArkのアップデートにより設定項目が変更されることがあります。
設定が完了したら、ページの一番上に戻り”SAVE”をクリックします。
以上でArkをプレイする環境は整いました。経験値量を増やしたり、夜の時間を短くする設定は別記事でご紹介します。
なお設定を行った場合は必ずサーバーの再起動を行いましょう。
ページ上部にある”再起動”をクリックして下さい。
ただクリックしても再起動がされないバグ?があります。その場合は”状態”のページに移動してから”再起動”を行うと解決することがあります。バグ?についても別記事で解説します。
サーバーへの接続方法
設定が完了したらあとは接続するだけです。この作業は一緒にプレイする友人も行う必要がある作業なので覚えておきましょう。
まずはサーバーのIPアドレスと先ほど設定したサーバーパスワードをメモしておきます。これは一緒にプレイするメンバーに共有しておいて大丈夫です。
次にSteamを起動して、左上の表示からサーバーをクリックして開きましょう。
開いたサーバー設定画面からお気に入りサーバーを追加します。開いたウィンドウの右下にあるサーバーを追加をクリックしましょう。
表示された入力欄に先ほどメモしたサーバーのIPアドレスを入力してこのアドレスをお気に入りに追加で自分のサーバーをお気に入りに追加すれば準備作業はすべて完了です。さっそくArkを起動して下さい。
起動したらまずは”ARKを始める”をクリックしてサーバーの選択画面を開きます。初期設定では公式サーバーがズラリと表示されていると思います。
左下にある”セッションフィルター”をクリックして”お気に入り”を選択します。すると先程、Steamで登録したサーバーが表示されると思います。
もし表示されない場合は、サーバーを再起動して5分ほど待って様子を見るかArkの画面の中央下にある”更新”を押してみて下さい。
以上で長かった全ての作業が完了です。あとはゲームにログインしてArkの広大な世界でサバイバル生活を満喫して下さい。
別記事でサーバーの詳細な設定をご紹介します。とても項目が多いので2時間ぐらい余裕のある時に設定してみて下さい。